BSc2年目
今日はBScの2年目の科目について書こうと思います。科目コードのアルファベットの次の数字が科目の難易度を表していると昨日書きましたが、数字3桁の科目も4桁の科目もあり、ちょっとややこしいのですが、ここでは便宜的に100番台、200番台と難易度を表現します。
BSc1年目に100番台の必修科目4科目を履修し、試験に合格すると、次の段階に移ります。ロンドン大学のEconomics and Managementの学士号(BSc)を取得するには、200番台で3科目の必修科目をパスしなければなりません。PDPでは下記の3つの必修科目を開講しています。
Core management concepts MN2177
Microeonomics EC2066
Macroeconomics EC2065
毎年4科目履修するので、残り1科目は設定された科目群から自由に選べます。いわゆる選択科目というやつですね。いままでは下記の科目を選ぶ学生さんが多かったです。
Introduction to international relations IR1101
Microeconomics(ミクロ経済学)、Macroeconomics(マクロ経済学)、Core management concepts(経営学概念とでも訳したらよいでしょうか?)はそれぞれ難しい科目なので、100番台の科目を1つ入れて全体の難易度を少し下げる戦略ですね。
ただし、卒業までの12科目のうち選択科目で選べる100番台は1科目だけなので、この科目を履修したら、あとは200番台以上の科目しか選べません。
ロンドン大学のEconomics and Managementの学士号(BSc)を取得するには、BScの3年間で12科目履修するのですが、そのうち7科目が必修科目ということになります。よく「大学の科目は自由に選べていい」という声を聴きますが、どこでもそうだというわけではないのです。
また、必修科目は5月の試験でパスできないと、翌年必ずその科目の試験を受けなければならないので、3年間でBScを修了することが難しくなってきます。「入ったら卒業は簡単」というのは日本の一部の大学だけの話ですね。
ロンドン大学の科目群の構成は下記のサイトでご覧になれます。
https://london.ac.uk/economics-and-management-standard-route