Small Notes of Togo (旧PDP at Musashi)

武蔵大学の教員のノートです。パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)に関する情報提供や質問への回答も行いますが、他の事柄についてもコメントします。なお、このブログは武蔵大学の公式なものではなく、個人的なブログです。ご質問などはtogoアットマークcc.musashi.ac.jpまでお寄せください。

ロンドン大学新学期が始まります(IFP)

武蔵大学では9月中旬から後期の授業が始まります。ロンドン大学の授業の始まりは9月からなので、4月に武蔵大学に入学したPDP履修生はIELTSの基準を満たし、数学の確認テストも終えると、いよいよロンドン大学のIFPの授業を履修することになります。

ロンドン大学のプログラムはInternational Foundation Programme(略称IFP、基礎教育プログラム、1年間)とBachelor of Science(略称BSc、専門教育プログラム、3年間)から構成されているので、これから4年間の厳しい勉学の期間へ突入するわけです。

IFPでは1年間に4科目しか勉強しません。というか、4科目の勉強でかなり大変なことになるわけです。

PDPではロンドン大学の提供するIFP10科目のうち下記の4科目を開講します。

Mathematics and statistics

Accounting and finance

Economics

Politics

これらの科目はPDPで提供しているBScのEconomics and Managementの勉強の基礎となる科目として我々が選びました。

数学以外は殆どの学生さんにとって初めて勉強する科目になりますが、ロンドン大学の作成しているSubject guide(教科書に相当するもの)は非常にわかりやすいつくりになっているので、安心です。日本の難解な入試英語に慣れている学生さんにとっては問題ないと思います。

実は私は経済学を初め日本語の教科書で勉強し、のちに英語の教科書で勉強しましたが、英語の教科書の方が断然わかりやすかったです。日本ではおそらく難解な専門用語を用いる方が威厳があると思われたのではないでしょうか?「収穫逓増」の「逓」の字なんて、それまで「逓信省」という言葉でしかみたことなかったですから(笑)。

ロンドン大学のIFPの科目については下記のアドレスで確認できます。

https://london.ac.uk/international-foundation-programme-structure