Small Notes of Togo (旧PDP at Musashi)

武蔵大学の教員のノートです。パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)に関する情報提供や質問への回答も行いますが、他の事柄についてもコメントします。なお、このブログは武蔵大学の公式なものではなく、個人的なブログです。ご質問などはtogoアットマークcc.musashi.ac.jpまでお寄せください。

コロナ下でのPDP

1年近くブログの更新ができなかったのは、コロナ下でのPDPの授業準備が大変だったためです。もともとPDPでは学生さんの知識の定着のため宿題や課題をたくさん出すわけですが、これを遠隔でやるのはとても大変なのです。

例えば、私の担当している1年生向けのEconomicsの授業では、専門用語の定義を覚えてもらいます(もちろん英語で)。この定義のテストを毎回(週に2回)行うわけですが、対面授業であれば問題を配布して、答案を集めて、採点して、成績を付けて、次回の授業で返却する、という手順で済んでいました。大変なのは採点と成績付けくらいでした。

ところが、コロナ下では、Google Classroomを使って問題を学生さんに送り、メール添付で返信してもらった答案を採点し成績を付け、答案をスキャンして(Scannableという便利なアプリのお世話になっています)学生さんに再びGoogle Classroomを使ってメール添付で返却する、という作業を20人近い学生さんに対して行うわけです。はっきり言って5倍くらい時間がかかってしまいます。

ただ、上で述べたGoogle Classroom、Scannable、Evernoteなど便利なツールがあるので、なんとかできています。ありがたいものです。