Small Notes of Togo (旧PDP at Musashi)

武蔵大学の教員のノートです。パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)に関する情報提供や質問への回答も行いますが、他の事柄についてもコメントします。なお、このブログは武蔵大学の公式なものではなく、個人的なブログです。ご質問などはtogoアットマークcc.musashi.ac.jpまでお寄せください。

PDPからドロップアウトしたら

受験生の皆さん

2022年4月からスタートする国際教養学部では2つの専攻があります。1つは経済経営学専攻で、もう1つはグローバルスタディーズ専攻です。私がこのブログで解説してきたPDP(パラレル・ディグリー・プログラム)は経済経営学専攻に入学すればだれでもチャレンジできます。

PDP武蔵大学ロンドン大学の科目を勉強することで、武蔵大学ロンドン大学の2つの学士号が取れるプログラムです。ただし、ロンドン大学は日本の大学と違って、卒業するのが難しいですから、入学したらほぼ全員が卒業できるというものではありません。

経済経営学専攻に入っても、途中でドロップ・アウトしたらどうしよう?と思う方も多いかもしれません。安心してください。経済経営学専攻では、ロンドン大学以外の科目もありますから、他の科目を取って武蔵大学の学生として卒業できます(ちゃんと勉強すれば)。

ただ、私たちは既にPDPを7年間運営してきています。そこから得られた経験では、勉強する意志さえあれば、殆どの人がPDPで最後まで行くことが出来ます。いくら能力があっても勉強しなければPDPは続けられませんが、経済経営学専攻の入試をパスした人であれば、そんなに心配することはないと思います。皆さんが勉強を続けられるように我々教員がいるのですから。