日本と海外の大学生
入試の時期もそろそろ終わり、4月からの大学生活を楽しみにしている方も多いと思います。
武蔵大学国際教養学部では、AO・帰国生徒対象入試合格者には12月に、一般入試の合格者には2月と3月に入学前ガイダンスを行っています。これは、合格通知を受け取った学生さんに、授業料を振り込む前に我々の教育の内容を知ってもらい、後悔の無い判断をしてもらうための情報提供です。
その際、よくお話しするのが、日本の多くの大学生は勉強をしないが、海外では大学生は勉強するものである、ということです。私が大学生のころは、大学はレジャーランドと言われていましたが、現在でもあまり変化していないようです(下記の資料)。私が大学生だったのはもう40年も昔ですから、その間、日本の大学生の多くが勉強していなかった結果が、いまの日本経済の停滞をもたらしていると思います。
我々の学部では学生さんに勉強してもらいますので、入学前ガイダンスでカリキュラムの内容を知ったうえで「勉強する自覚」を持って入学してきてほしいのです。
首相官邸「人づくり革命 基本構想 参考資料 」p.17, 平成30年6月