PDP OB会第1回開催
PDPも今年の1年生で第8期となり、卒業生も結構出てきたので、昨日第1回目のOB会を開催いたしました。卒業生は楽天(3人)、トレンドマイクロ(2人)、アクセンチュア、イプソス、スバルなどで働いており、それぞれの近況などを話してもらいました。
現役の学生さんも参加して、先輩たちに就活の仕方や、企業の様子、業界の話などを熱心に聞いていました。随分と刺激をもらっていたようです。
私からは最近のPDPの報告と今後の「計画」の話をして、このOB会を是非社外のネットワーキングの1つとして活用してほしいと伝えました。一生懸命勉強してきた仲間で助け合いながら、皆で幸せになれればよいですよね。
私自身は、こんなにもたくさんの卒業生が土曜日の午後にわざわざ大学まで来てくれて、しかも皆さん社会で頑張っていて、感無量でした。PDPやってよかったです(涙)。
1年生4人がBScからスタート
国際教養学部の1年生4人がIFP (International Foundation Programme)を経ず、直接BSc (Bachelors of Science)の課程をスタートすることになりました。この4人はIELTS overall 7.0が2人、IELTS overall 6.5が2人です。IELTS overall 6.0 (各セクション5.5)以上がBScを始めるための英語の基準なので、英語の能力的には全く問題がありません。あとは、各科目の内容をどのくらい理解していけるかがポイントですね。
1年生からBScを開始すれば、ロンドン大学のBScは3年間の課程(イギリスの大学は多くが専門課程3年間の学び)なので、武蔵大学の学位を含めて4年間で両方の学位を取得できることになります。
4人の学生さんには期待しています。
4期生もロンドン大学学位10名取得!
5月の試験結果が出て、PDP4期生も10名がロンドン大学の学位を取得できることになりました。3期生も昨年10名が学位を取得しましたが、留年してもう1名学位を取得できたので、3期生は合計で11名が学位を取得できたことになります。現在のところ、1期生が2名、2期生が5名、3期生が11名、4期生が10名となっています。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。各期大体20名近くでPDPを始めてますので、5割前後の学位取得率になってきた感じです。正確な数字は別途ご連絡します。
5割の取得率については、もっと上げることが出来ると考えています。学位取得者の多くは、毎日2時間の予習復習を4年間やり遂げた人たちです。日本で大学生やっていると、周りの大学生で遊んでいる人が多いので、どうしてもそっちに引きずられてしまう人もいますし、他のことに興味が出てしまう人もいて、なかなか毎日2時間勉強するのが大変なようです。
世の中ではリスキリング(reskilling)の重要性が指摘されています。これから世の中の産業構造が大きく変化していく中で、社会人にも「学び続ける」姿勢が求められていくと思います。大学生のうちに「学び続ける」姿勢を身に着けることはとても重要なことだと思います。
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もったいない
内閣府の「総合科学技術・イノベーション会議 教育・人材育成ワーキンググループ(第4回)」の資料を見ていてショックだったので、その話を共有できればと思います。
この資料によると、日本の高校1年生の数学的リテラシーはレベル5以上が18%、レベル4以上は25%もいるのに(世界的に高いレベル)、高校で理系コースには22%しか進まないようです。
これからIT化が進む中、理系人材をどう確保していくかは重要な課題だと思います(だからこそ内閣府で議論されているのだとは思いますが)。
企業の中で「理系」の人の待遇が相対的に低いことが原因なのでしょうか?それとも大学の入試制度の問題でしょうか?分析してみたいと思います。
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kyouikujinzai/4kai/siryo1.pdf